排便のリズムを作るには。便秘がちの子どもには

毎日決まった時間にすっきり排便することは、心と身体の健康な生活リズムを作るうえでとても大切なことです。

この排便の習慣がつくようになるのは2歳後半から3歳にかけての時期だと言われています。S状結腸というところに運びます。
朝、身体を動かしたり朝食を食べたりすると、腸が刺激を受け(胃結腸反射と言われる働きを起こして)便は直腸へ移動していき、便意を生じて便が出やすい状態になります。

こうした条件がそろったときに、トイレに行き「ウーン」と力むことで、気持ちよく排便できます。

・朝食後トイレに誘ってもらい「出ても出なくても便器に座ること」を習慣にする
・「ウーン、ウーン」と声をかけながら力むことを意識できるようにします。


◇便秘がちの子どもには
現在、「3日に1回しか排便しない」というような、反復性の便秘の子どもが増えていると言われています。
朝、便器に座るゆとりがないことや、食事の時間や食べ物、運動不足などに原因があるようです。
便秘が続くと食欲がなくなり、元気がなかったり、腹痛を訴えたりします。

・目が覚めたら牛乳を飲んだり、食事の献立は繊維質を含んだ食品(野菜・海藻・こんにゃくなど)を多くとるようにしましょう。
繊維質(食物繊維)は廃棄物や食品添加物など体内に吸収してはいけないものや、体内のウイルス・細菌の過剰になったものを絡めて排出してくれる作用をもつ大切なもの。整腸作用があります。

・全身の運動量を増やし、腹筋を強くしましょう。
腹筋が弱いと、腸の働きも弱く、また「ウーン」と力んだつもりでも、排便しにくいのです。

・おなかのマッサージも効果的です。試してみましょう。
手のひらで「の」の字を書くようにおへそのまわりをマッサージします。

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