幼児:対話して決める①野菜
我がクラスでは、3・4・5歳混合保育の20人の子どもたちがいる。そしてそのクラスの担任をしている。
プランターで育ててきたジャガイモを収穫した。
プランターは空だ。
隣のクラスはサツマイモやキュウリが育っている。育てている野菜の葉に青虫がくっついていればすぐに気が付き
「あ!虫だ、あおむしだ!育てていいー??」と興味深々。
だが、わがクラスは、青虫がついていようと誰も気づかない・・・・大人が言わなければ水もやらない・・・・
仕舞いには隣のクラスの子どもに「星ぐみさんの野菜に青虫がいるから、もらってもいいですか?」と聞かれる始末・・・
星ぐみの子どももいつか青虫に気づく日がくるかもしれないので「いいよ!でも1匹だけ残しておいて!」とした(笑)
という具合に我がクラスは野菜・育てる・に無頓着。
ジャガイモを収穫したプランターは空。
子どもたちに
大人「星ぐみのプランターだけ空だけど、このままでいい?何か育てる?」
子ども「育てる~~」
大人「なにを?育てるなら苗をみんなで買いにいかなきゃだよ。なに育てたい?」
子ども「ピーマン」「トウモロコシ」「大根」「枝豆」「さつまいも」「トマト」「人参」
大人「その野菜はさ、どの時期に植えれば育つの?苗を買ってきても育たない時期だったら芽でないよ。いま植えて育つ野菜かな」
子ども「大根はたしか・・・・」「図鑑で調べればいいんじゃない?」「夏野菜じゃない?」
大人「時期が分かって、今植えて育つ野菜をみんなで調べてこよう」
子ども「わかった」
それぞれ発言した野菜を担当の調べてくる野菜とする宿題とした。
年少はポカーンと話しを聞いているだけ。
年中の賢い子は発言したり、調べたりの話し合いに参加できるが、できない子もいる
年長は、進学を踏まえて、クラスのことを自分のやるべきこと捉えて自主的に考え、行動できるようにする
年長よ。年長を中心にすすめていく内容である。