【0歳児:悩み】ハイハイができるようになったら何でもさわって舐めまわします
ハイハイができるようになったら何でもさわって舐めまわします
- 行動の意味
舐めることでものを認知しています。
ハイハイができるようになると、いろいろなところに移動できるので、好奇心も旺盛になります。見るものすべてが赤ちゃんにとっては新鮮で、これは何だろう?と手に取って、真っ先に口に持っていきます。なぜなら、この時期の赤ちゃんにとって、口の中が一番大事な認知機能だからです。
舌で舐めてザラザラした食感や冷たさ、温かさなど、ものを認知していきます。
赤ちゃんは、舐めて確かめないと気がすまないのです。
- 対応法
舐めまわすことを十分にさせてあげましょう。
子ども本来の好奇心や探求心を育てるためにも、「見て、さわって、舐める」という行為を十分にさせてあげましょう。これはやがて、自分でつかんで口に持っていき、食べることへの喜びにもつながっていきます。舐めることで、感覚機能も知能も育つのです。
探索欲求も損なうことになるので、舐めているときは好きなように舐めさせてあげましょう。10か月ごろになると、小さなものもつまめるようになるので。誤飲事故を招くような、小さなボタンやクリップ、電池、口に入れたくない汚いもの、危ないものなどは、手の届くところに置いておかないように注意しましょう。